“退屈な街”で生きる少女たち描く、松本穂香の主演映画「君が世界のはじまり」の場面写真が到着

2020/06/25 18:00 配信

映画

「君が世界のはじまり」より、松本穂香と中田青渚の出演シーン(C)2020『君が世界のはじまり』製作委員会

あらすじ


大阪の端っこのとある町。深夜の住宅地で、中年の男が殺害される。犯人は高校生だった。

この町の高校2年生・えん(松本穂香)は、彼氏をころころ変える親友の琴子(中田青渚)と退屈な日々を送っていたが、琴子がサッカー部のナリヒラ(小室ぺい)に一目惚れしたことで、二人は徐々にすれ違うようになっていく。

同じ高校に通う純(片山友希)は、母親が家を出ていったことを無視し続ける父親に何も言えぬまま、放課後ショッピングモールで時間をつぶす。ブルーハーツを聴きながらふと通りかかった屋上で、東京から転校してきた伊尾(金子大地)と会い、求めるものも分からぬまま体を重ねるようになる。

偶然ナリヒラの秘密を知るえん。急接近した二人を見て見ぬふりをする琴子。琴子に思いを寄せるサッカー部キャプテン・岡田(甲斐翔真)。思いの捌け口を見つけられない純。田舎に閉じ込められた自分と義母を重ねる伊尾。変わらない町。

そんなある朝、父親殺しの犯人が逮捕される。郊外の気怠い空気とそれぞれの感情が混じり合い、物語は疾走していく。