4月10日に亡くなった大林宣彦監督の最新作「海辺の映画館—キネマの玉手箱」(7月31日[金]公開)の公開を前に、北米最大の日本映画を紹介する映画祭「JAPAN CUTS ~ジャパン・カッツ~」で新たに“大林賞”が新設されることが発表された。
2007年の開始以来、毎年7万人以上の観客を動員し、全米初公開作品を多く含む300本以上の邦画を上映してきた、ジャパン・ソサエティー主催による北米最大の日本映画祭「JAPAN CUTS ~ジャパン・カッツ~」。
第14回「JAPAN CUTS~ジャパン・カッツ~」は、ニューヨーク時間7月17日(金)から7月30日(木)の期間中、オンライン上で開催され、長編メイン部門にて「海辺の映画館—キネマの玉手箱」が上映される。
ほか、大林監督の遺徳をしのび「ライフとキャリア」についてオンライン上で「大林監督についてのパネル討論会」も開催。アーロン・ジェロー博士が司会を務め、大林監督の長女・大林千茱萸、女優の常盤貴子らが語り合う。
そして今回、大林監督の日本映画界での偉業を称え、新設されることになった“大林賞”では、日本映画の未来を担う次世代の若手監督の自主制作による長編作品を7作品上映するネクストジェネレーション・コンペティション部門から、審査員が1作品を選出する。
なお、「海辺の映画館—キネマの玉手箱」は7月31日(金)より、東京・TOHOシネマズ シャンテ他全国公開となる。
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