窪田正孝主演、二階堂ふみがヒロインを務める連続テレビ小説「エール」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)の再放送が6月29日にスタートした。この日は3月30日に放送された第1回を放送。1961年の放送スタートから約60年続く伝統枠の異例の挑戦が、各方面で大きな反響を呼んでいる。
作曲家・古関裕而氏と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏をモデルに、音楽と共に生きた夫婦の姿を描く本作。才能を発揮し名曲を次々と生み出す作曲家・古山裕一を窪田が、その妻・音を二階堂が演じる。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため4月1日から収録が一時中断。撮影は6月16日から再開されているものの、新たな放送スケジュールのめどが立つまで放送を一時ストップさせ、初回からの再放送を行うと発表されていた。
29日に放送された第1回は、本放送時も大きな話題を呼んだチャレンジ回。連続テレビ小説としてはもっとも古い時代となる原始時代から描き起こし、主役の窪田とヒロインの二階堂が原始人やテニス選手、フラッシュモブダンスでプロポーズする男性などに扮して「古来、音楽は常に人とともにあった」ことを表現している。ユニークな初回に、今回初めて第1回を見た視聴者からは、驚きの声が上がった。
また、裕一が作曲、幼なじみの村野鉄男(中村蒼)が作詞した校歌の歌詞が映るシーンもあり、本放送を見ている視聴者からは感慨の声も聞かれた。
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