――役作りの上で事前に準備されていたことはありますか?
多部:最初に瀬戸さんと一緒に実際のMR(医薬情報担当者)の人たちとお話をさせていただきましたね。MRの人がどういうお仕事をされているのか聞きました。瀬戸君はすごい質問してたよね?
瀬戸:そうだね。それこそどういう服装なのかとか、(先生を)待っている時間に何をしているのかとか、いろいろ質問させていただきましたね。
どんどん新しい薬が出てくるから、勉強が大変で息抜きをする時間がないんじゃないかなと思っていたんですけど、「意外とそうでもないですよ」「休む時間はちゃんとありますよ」って、仰ってましたね。
大森:僕はそうですね、料理とかは準備期間でさすがにそこまで上手くなれないので、もちろんプロフェッショナルな方、アドバイザーの方に教えていただいて、掃除の仕方などもその都度、現場でお聞きしたりとか。
あとは、事前に家政婦さんのマニュアルのようなものをいただいて読んだりとか、その細かい1つ1つのやり方をこだわってやっていると、普段、掃除機をかける時のスピードはあまり良くないっていうこととか(が分かって)、役作りというか、そういう家政婦さんの技術、ノウハウを教えてもらうということはありましたね。
キャラクターとしての役作りは、(ナギサさんは)すごくいい人だから、作為的なこともないし、裏で何かを企んでいるということもないと思うので、そういう怪しい気配を出さないように気をつけています。出がちなタイプなので(笑)。
――今回、料理でいうとナギサさんが作る料理は、料理家の栗原心平さんが監修をしていますが、多部さんは撮影で召し上がってみていかがですか?
多部:毎回おいしいです! 4話で「ヘルシーかつジャンクなご飯が食べたい」って、ナギサさんにお願いをするシーンがあって、台本を読んでいる時から「どんな料理が出てくるんだろう?」って思っていたら、すごくおいしいご飯でした。
その(料理が出てくる)シーンがけっこう長くて、ずっと食べていなきゃいけなかったんですけど、ずっと食べていられるくらいおいしかったです。
――今後、どういう料理が食べたいとかありますか?
多部:えっ!? 食べたい? そんなのいっぱいあるけどな(笑)。なんだろうな? 胃もたれしない…、夏の野菜を使った…、さっぱり系の…、ヘルシーなご飯でお願いします!(笑)
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)