<エール副音声>「そんな裕一が…好きだな」山崎育三郎“久志”の自由な解説が楽しい!運動会では“実況中継”も

2020/07/01 10:27 配信

ドラマ

「エール」第63回場面写真 (C)NHK


窪田正孝主演、二階堂ふみがヒロインを務める連続テレビ小説「エール」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)は現在、初回から再放送中。7月1日放送の第3回では、山崎育三郎演じる佐藤久志が副音声で大暴れ!“解説放送”の概念にとらわれない自由な合いの手でドラマを盛り上げている。

「そう、これが僕。ヨロシク!」


第3回は、引き続き子ども時代の裕一(石田星空)のエピソード。西洋音楽の虜になる姿や、恩師・藤堂先生(森山直太朗)との出会い、苦手な運動会で失敗する姿が描かれた。解説を務める久志の子ども時代(山口太幹)も初登場した。

「エール」第3回場面写真 (C)NHK


副音声解説を担うにあたり、「“子久志”を見ている久志の視点に注目してほしいです。自分に対して甘いのでテンションが違いますよね。久志としても、“子久志”に対してはより気持ちが入ります。子どもの頃の僕はかわいいなと思います(笑)」とコメントしていた山崎。注目の“子久志”初登場シーンでは「そう、これが僕、久志。ヨロシク!」と軽快に“自己紹介”してみせた。

裕一が運動会で徒競走に出場する場面では「さぁいよいよ裕一の番。練習の成果は出るのか!?あーっ、裕一選手、いきなりのビリ!おっと、裕一選手転びました。立ち上がりますが…また転ぶ!」と流れるような“実況”を披露。

倒れた裕一がハーモニカ部と藤堂先生の演奏に力をもらい再び立ち上がるシーンでは「裕一、立ち上がり、一歩一歩と前に進みます。笑ってごまかす裕一はもういません!」「そして今、ゴール!」「裕一、よく頑張ったね。そんな裕一が…好きだな」と、“告白”まで飛び出した。

熱のこもった語り口はもはや第2のナレーション。津田健次郎による本来の語りを邪魔しないよう配慮しながらも、裕一が音楽の力を身をもって体験した瞬間を“親友”の立場から感情豊かに演出した。

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