<佐藤浩市>「社会が変容したように、芝居も変容する」“コロナ禍”以前との変化を語る

2020/07/02 21:47 配信

映画

映画「銃2020」の完成発表記者会見より


映画「銃2020」の完成発表記者会見が7月2日に東京都内で行われ、日南響子加藤雅也佐藤浩市が登壇した。

作家・中村文則のデビュー作「銃」が映画化されてから2年が経過。今回の「銃2020」は、中村自身が原案・脚本を担当し、新たな視点で描いたオリジナル作品を「全裸監督」(2019年、Netflix)の総監督を務めた武正晴が映画化した作品となっている。会見には中村、武、企画・製作を担当した奥山和由も出席した。

主演に抜てきされたのは、モデルや女優、ミュージシャンとしても活躍している日南。

「もし、女が拳銃を拾ったら…」という着想から誕生した本作で、銃に魅せられ翻弄(ほんろう)されるヒロイン・東子(とうこ)を演じている。

加藤は東子を執拗(しつよう)に追い回すストーカー・富田役、佐藤は謎めいた男・和成を熱演。

主演の日南響子


作品の見どころについて、日南は「この作品の見どころ、難しいんですよね。全てですね。どのシーンも濃過ぎて。でもやっぱり、まともな人がいないところですね(笑)。昨日も見てみたんですけど、誰もまともじゃないし、開始0.01秒から最後までずっと、人だけじゃなくてクレイジーなんです」とアピール。

“銃を拾った”ところから始まる物語にちなんで、何か拾った経験を問われると、日南は「拾ったという形ではないんですけど、小学校3年生の時にドブにハマったスズメを助けたことがあります」と、11羽の鳥と暮らしている現在にもつながるようなエピソードを明かした。

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