窪田正孝主演、二階堂ふみがヒロインを務める連続テレビ小説「エール」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)は現在、初回から再放送中。7月3日放送の第5回では、小学校の担任教師・藤堂清晴(森山直太朗)が裕一(石田星空)の才能を絶賛するシーンが描かれた。
藤堂の言葉の端々には「子どもの個性、よいところを見つけ、伸ばす」という確固たる教育方針がにじむ。
第3回で裕一と初めて言葉を交わした際には、言葉が詰まる裕一に「僕と君、同じ顔してるか?歩く速さも違う。話し方も違う。違いを気にするな」と今でいう“個性”を尊重することを教え、第5回では裕一に与えられた作曲の才能を伸ばしたい一心で両親を訪ねた。
「裕一くんには類まれな音楽の才能があります。間違いありません」と、裕一の父・三郎(唐沢寿明)に熱く訴えた藤堂。
裕一にも「得意なもの、見つかったんじゃないか?」と微笑みかけ、「人よりほんの少し努力するのがつらくなくて、ほんの少し簡単にできるもの、それがお前の得意なものだ。それが見つかれば、しがみつけ。必ず道は開ける」と、得意を見つけて伸ばすことの尊さを諭した。初放送時も今回の再放送でも視聴者から感動の声が上がった、第1週では指折りの名ゼリフだ。
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