ムロツヨシ、永野芽郁の父親役は「この子のお父さんで良かったと毎日思ってます(笑)」<親バカ青春白書>

2020/07/10 06:00 配信

ドラマ

「親バカ青春白書」で親子を演じるムロツヨシと永野芽郁(C)NTV

ムロツヨシが主演を務める新日曜ドラマ「親バカ青春白書」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系※8月2日スタート)。永野芽郁演じる娘が大好き過ぎるあまり、娘と同じ大学の同級生になってしまう父親・小比賀(おびが)太郎、通称“ガタロー”を演じるムロがドラマへの意気込み、共演の永野の印象などを語った。

戸惑いというよりも、今はいろんなことを試す時なのかな


――撮影現場の雰囲気を教えてください。

このような状況下での撮影方法を、なんとかみんなで考えたり発想している雰囲気が、むしろいいのかなと感じています。知恵を出されるスタッフさん、ガイドラインを含めていろいろ考えていただいた局・番組制作の皆さん含めて、“僕たちなりに落とし込んで撮影する”ということをしっかりみんなで共有している点を、まずはいいところだと挙げたいです。

今この状況でドラマを作るということは、そこから始めなきゃいけないということですが、“ウイルスがなければ” いうことではなく、ウイルスがあったうえで「さて、どんなドラマを作れるでしょう!」「より面白いもの、いいものを作れたらいいですね」という現場の雰囲気がいいなぁと思いました。

このタイミングでドラマを作れるかどうかというのが、少し前まではわからなかったですから、この状況にありがたさとやりがいを感じています。戸惑いがない!と言ったらうそになるかもしれませんが、戸惑いというよりも、今はいろんなことを試す時なのかな、と。悲観せずにむしろプラスに何かできないか、という考え方を持っています。

どんな状況になってもそれをプラスに捉えたいです


前よりも撮影時間は少なく、その分皆さん体調管理に努めますし、さらに効率良く撮影する方法を考えることによって、新しい視点ができたりすると思うので、イチ出演者の立場として僕は、どんな状況になってもそれをプラスに捉えたいです。本番をする時間が少なくなっても、その効率いい時間を作ってくれた皆さんにちゃんとお返ししたいなという気持ちです。

さらに喜劇ですから、楽しくなければ意味がないので。感染対策はしっかりと努めながらも、こんな(今着用している)フェイスシールドも面白話にすることは大事なのかなと。しかも今、そうやって楽しく親子ドラマを作れたら、見てくれる人にも何か伝えられるのかなと思ってやっております。