<本郷奏多>「キングダム」ではトレンド入りも!「麒麟がくる」など出演作ラッシュで証明する変幻自在ぶり

2020/07/11 12:00 配信

ドラマ

「56年目の失恋」より(C)NHK


俳優・本郷奏多がこの夏、出演ラッシュを迎えている。7月11日(土)には特集ドラマ「56年目の失恋」(夜9:00-10:30、NHK BSプレミアム)でヒロイン・中条あやみの恋の相手役を、17日からは岡田健史とW主演を務める連続ドラマ「大江戸もののけ物語」(毎週金曜夜8:00-8:59、BSプレミアム)がスタートする。初の大河ドラマ「麒麟がくる」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか=現在放送一時休止中)での登場も間もなく。変幻自在ぶりで出演作ごとに存在感を発揮する俳優・本郷奏多の魅力とは。

2時間の特殊メークで妖怪に変身


56年目の失恋」では、ヒロイン・沙織(中条)と恋に落ちる西洋料理店のコック・菊池隆一を演じる。沙織は本来2020年、隆一は1964年と、それぞれ別の時代を生きるはずの二人が時空を超えて出会う異色ラブストーリー。

本郷演じる隆一はクールで言葉少なだが優しく、ひたむきに料理と向き合う職人気質のキャラクター。ヒロインとの恋愛を通じて、日本人の普遍的な価値観、愛を問いかけていく。シリアスな恋愛ストーリーは本郷にとっても新境地。新たな表情を見せてくれそうだ。

がらりと変わって「大江戸もののけ物語」では妖怪“天の邪鬼(あまのじゃく)”役。主人公・一馬(岡田)との交流を通じて自身の運命に立ち向かっていくキャラクターを演じる。

【写真を見る】「大江戸もののけ物語」では“天の邪鬼(あまのじゃく)”役。特殊メークで衝撃のビジュアルに!!(C)NHK (C)「大江戸もののけ物語」製作委員会


これまでも、映画「鋼の錬金術師」(2017年)で主人公の前に立ちはだかる人造人間・エンヴィー、「進撃の巨人」(2015年)では人間を食す巨人に立ち向かう戦士・アルミンなど特殊な役柄を多く演じてきた本郷。今回の天の邪鬼も2時間に及ぶ特殊メークでビジュアルをバッチリ固め、本格アクションシーンにも挑む。

そして初出演の大河ドラマ「麒麟がくる」では、たぐいまれなる行動力を持ち、公家でありながら政治に積極的に介入していく若き関白・近衛前久を演じる。現在は一時放送休止中だが、再開後すぐに控える「越前編」から登場となる。

このほか、6月にリリースされた実写ムービーゲーム「Death Come True」に主演。同作はニンテンドーeショップにてダウンロード専用ソフトで1位にランクインするなど、早くも注目を集めている。