――美咲ちゃんを演じるにあたり、福田監督と、どんなお話をされましたか?
一切ないんです。大袈裟に言っているとかではなくて、何もないんです。だから、いまだに「これでいいのかな?」と思う瞬間がありまして。
正直不安な思いもまだあるんですが、中川大志くんが今回福田さんが初めてだというお話をされていたので、中川くんに「福田さんから何も言われなくてちょっと不安なんですけどどう思われますか?」と聞いたら「福田さんがOKを出してるってことはそれでOKなんだから、僕は何も気にしていません」と言っていて、「すごいな中川大志!」って思いました。なので私もマイナスにならずに、「福田さんがOKしてくれているならこれでいいんだ!」と前向きに捉えることにしました。
美咲ちゃんは、台本を読んだときに“ギャップのある人だな”と思ったんです。しっかりしてる大人っぽい面もあれば、率先してふざけたり、子どもっぽいかわいらしい面があったり。人間ぽさをとても感じたので、演じるときに“美咲ちゃんはこうだから”とあまり決めないで演じています。
――見どころをお願いします。
台本を読んだときに、すごく愛であふれる作品だなと思いました。ガタローとさくらの親子愛だけじゃなく、恋心や友情、人と人との愛…いろんな愛の形です。そういう温かい愛が見てくださる方に伝わったら、こういうご時世ですし、より一層温かい気持ちで明日を迎えてもらえると思います。感じてもらえたらうれしいです。
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