賀来賢人×伊藤健太郎×清野菜名×橋本環奈が集合！濃いキャラばかりだが「全員好き」＜今日から俺は!!連載その8＞

子供の頃の悪ガキだった自分になって発想していく

――この作品で忘れてはいけないのが子供から大人まで笑わすギャグシーン。どのように作られているのですか？

賀来：台本通りだけど、あまり決め込み過ぎずに現場で余白を埋めていく作業に近いかな。頭で考えるより、子供の頃の悪ガキだった自分になって発想していくのに近いです。

橋本：私は監督に全てゆだねています(笑)。監督の中で全体のビジョンがあるので、さじ加減をお願いしています。

清野：だよね。男性陣には福田監督が無茶ぶりをたくさんしているイメージがある(笑)。

賀来：緊張感はあるかもな～。みんな自分が一番面白いと思っていて、僕も全員を笑わせるつもりで臨んでいるから(笑)。そして福田さんが笑ったらそれでOK。今回も今井(仲野太賀)とのやり取りはかなり笑えたな～。

伊藤：監督の判断はすごく明快だから信頼できるんですよ。どんなに自分が面白いと思っていてもダメなときはダメ。僕も最終判断は監督にお任せです。

――伊藤といえば、京子とのいちゃいちゃシーンも見どころのひとつですよね。

賀来：伊藤と京ちゃんのシーンはすごくほのぼのする。今回も楽しみにしているんだよ。ほら、現場には僕いないから。

橋本：かわいいですよね。好きな人の前だからこそ女の子になってしまうあのシーンが彼女の魅力そのものな気がして。京子はアクションとラブラブシーンのギャップが見どころです。今回も多くの人が笑ってくれるといいな。

伊藤：2人のシーンに照れることはないけど、結構「何コレ？」と思っていて、パニックに近い感じで演じていますね。今回も楽しみながら戸惑っています(笑)。

――そんなコメディーパートで、一人笑わずにいる清野さんは大変ですね。

清野：理子ぴんはみんながふざけているときも常に真面目だから、ちょっとうずうずします(笑)。笑いをこらえるのも大変だし、なんか楽しそうだから私も一度は参加してみたいな～と思ったり。

橋本：スタッフさんが笑ってくれるのはうれしいですよ。

伊藤：清野さんは撮影中に笑わないのが本当にすごい！　チラッとみたらスンとした顔をされていて、それを見たら余計に笑いがこみ上げてくる(笑)。

清野：本当に“無”になっているんですよ(笑)。でないと笑ってしまう…。

橋本：ちなみに私がツボなのは、今回はなかったですが(佐藤)二朗さんと同じシーン。こっちが笑うまでやってくるから…。もうこらえるのがツラいですよ。

清野：分かる！　私も賀来くんと二朗さんとの3ショットのシーンはツラい(笑)。

橋本：でも演じていながらも笑ってしまうなんてすごく幸せな現場ですよね。