――今回は、アクションシーンもかなりスケールアップしていますね。
伊藤:ドラマ版では敵対していた智司(鈴木伸之)と相良(磯村勇斗)らと一緒に敵に向かっていきます。その全員がそろったアベンジャーズ感が本当にワクワクしたし、カッコいい!
清野:私も今回はアクションシーンが多かったです。ドラマとは規模感が全く違ってかなり迫力満点です。男性チームの気迫に負けないように演じたので注目していただきたいです。
賀来:アクションはもちろんだけど、それぞれのコンビがカッコいいんだよね。智司と相良もそうだし、今井と谷川(矢本悠馬)、もちろん三橋と伊藤も。お互いを補い合っているから、2人の間で化学反応が起きてよりカッコよく見える。どちらが欠けても成り立たないのが素晴らしいです。
橋本:この作品はメインキャラ以外も脇役感がないのが特徴ですから。みんなが主役で、全員が輝いています!
――濃いキャラばかりですが皆さんが好きなキャラはいますか?
賀来:全員好き(笑)。
伊藤:これってすごく難しい。でも理子ちゃんかな? 真面目だけど底なしのバカさ加減がたまらないです。こんな女の子いたらかわいいと思う。あと伊藤も大好き! というか、この作品のキャラクターはみんな“おバカ”な部分が必ずあるんですよ。それも全員が違うとこ(笑)。だからこそ個性があって面白いです。
清野:私は今井くん。彼は大真面目でいつも全力。見ていてかわいそうになることも多いですが、応援しています。最初、太賀さんが演じる今井を想像出来なかったのですが、一目見たら今井そのもので驚きました。ちなみに今井は理子ぴんにアピールをしてくるのですが、監督の指示で無視しています(笑)。
橋本:私も今井かな。彼は超がつくほどおバカなので、見ていてすごく面白い! そして、何をやっても空回りする姿はかわいくも感じます。男性としての魅力は感じませんが友達になったらめちゃくちゃ楽しいはず(笑)。あと、そんな今井についていく谷川(矢本悠馬)もかわいくて。いいコンビですよね!
賀来:それを言うなら僕は谷川かな。彼のツッコミはかなり秀逸で、今井のことをすべて表現しているんですよ。あの間合いは最高。あと今井のことを大好きなのも見ていてわかる。体全体で愛情を表現している姿はかわいいし、だからこそ今井の魅力が引き立ちます。
――今回は柳(柳楽優弥)、大嶽(栄信)、涼子(山本舞香)、悟(泉澤祐希)ら新たなキャラも登場しますね。映画の見どころを教えてください。
賀来:柳は三ちゃん(三橋)とは違うタイプの卑怯なヤツです。だからこそ三ちゃんのヒーロー感が引き立てられてアップしていると思います。カッコいい三ちゃんを楽しみにしてください。
伊藤:今回もいいところは全部持っていくのが三橋ですから。とはいえもちろん伊藤も最高ですけど(笑)。ギャグとアクションのギャップを楽しんでもらいたいです!
清野:みんなの仲間思いなところが今回も炸裂しています! ドラマファンの期待を裏切らない出来になっていると思います。
橋本:アクションや笑いなど色々詰まっている、ぜいたくな作品です。そしてシリーズ化ならではの醍醐味として、みんながリラックスした状態でのびのび演じています。間違いなくドラマのときよりもより面白くなっていますよ!
賀来:難しいことは考えず、劇場で楽しんで、思いっきり笑ってもらえればうれしいです!
取材・文=玉置晴子
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