――お二人といえばやはりアクションシーンですが、今回の大乱闘も迫力満点ですね。
鈴木「3日間くらい倉庫に立てこもって撮影させてもらいました。あれは寒い時期だったので大変でしたが、それ以上にいいものが撮れたという気持ちでいっぱいでした」
磯村「ドラマで対立していた三橋&伊藤と開久が強敵のため共闘するというのは、王道のストーリーなのですがやっぱりいいですよね。古い友達やライバルが一緒になって悪を倒すというのは男なら絶対に好きですよ。開久と三橋&伊藤が決して仲良くなったわけでなく、でも一緒に戦っている姿はグッときます」
鈴木「撮影しているときも、走り出して敵とぶつかる瞬間は男が憧れるようなカッコいいシーンになっているはず。人数も多いので迫力満点ですから」
――アクションシーンはどのようなことに気をつけて演じられていたのですか?
磯村「どれだけ狂気的に映るかには意識しました。やはり相良と言えば狂気ですから。あとは、結構ハードだったのでいかに安全にできるかという(笑)」
鈴木「スピード感があったからね。僕は大嶽演じる栄信さんとのシーンが多かったけど、結構細かく練習しました。栄信さんは実際に格闘技をされている方なので動きが速くてカッコいいんですよ。そして手足も長いのでかなり迫力あるシーンになっていると思います」
磯村「僕は柳楽さん演じる柳と対面するところが多かったのですが、柳楽さんが本当に狂気的に演じているんですよ。ずっとニヤニヤしていて。それが本当にイヤなヤツに見えているはず。相良と柳は同じ狂気的なキャラですが、こっちはテクニックで向こうはズルさ。戦い方でキャラクターが出るのが面白いですよ」
鈴木「相良も柳もどちらの雰囲気もすごくよかった。カッコよかったよ!」
磯村「そう? 自分の演技を客観視できなくて…。もっとこうしたらよかったなということばかり考えてた…」
鈴木「えっ! もったいない。智司が敵に向かって走り出す前に相良が『開久は負けねぇ!』と言うところはすごく好き。相良のファンになっちゃったくらい(笑)」
磯村「ハハハ(笑)。でもみんなカッコよかった。あのシーンは絶対に見逃さないでほしいです」
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