上川隆也主演のドラマ「一億円のさようなら」(夜10:00-10:50、NHK BSプレミアム)が9月27日(日)から放送スタートすることが発表された。
同作は、直木賞作家の白石一文の同名小説が原作で、妻が巨額の遺産を相続していたことを知った主人公が、妻がなぜその事実を隠していたかということを若き日を振り返り、夫婦の関係、親子関係を見直し、新たな人生を歩む姿を描く。
主人公の加能鉄平を上川が、妻の夏代を安田成美が演じる他、若き日の鉄平をSixTONESの松村北斗、夏代を森田望智が演じる。
また、脚本を「恋はつづくよどこまでも」(2020年1月、TBS系)などを担当した渡邉真子が、脚本の監修を連続テレビ小説「ひよっこ」(2017年、NHK総合)や「少年寅次郎」(2019年11月、NHK総合)などを手掛けた岡田惠和が務める。
さらに、上川らの他、堀井新太、美山加恋、佐久本宝、和田正人、石橋菜津美、長谷川純、堀内敬子、利重剛、奥貫薫、武田真治らの出演も決定している。
加能鉄平(上川)は医療関係の企業に勤めるサラリーマン。平凡だが幸福な家族の暮らしを送ってきた。鉄平はある日、妻・夏(安田)の驚きの秘密を知る。今から30年前、夏代は伯母から巨額の遺産を相続し、株の利益もあわせると総額で48億円が銀行口座に預けられていて、そしてそれは今日まで手つかずのままだというのだ。
結婚して以来、なぜ妻はずっとそれを隠していたのか。鉄平は、自分と夏代の若き日の記憶を、これまでの日々の思い出をたどり直しながら、夫婦の関係、親子の関係を問い直すことになる。会社での戦いに傷つきながら、鉄平は金沢の町へと旅立ち、新たな日常へ飛び込んでいく。人生の後半戦に、彼は何を見つけることができるのか。
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