最終回のゲストは佐野史郎。切れ者の検事・渡辺理人を演じる。渡辺は6係時代の国木田を知っているだけでなく、国木田が広報課に異動するきっかけとなった事件についても、関係していると思われる人物。国木田の部下が被害者となった殺人事件を知り、再び国木田に接触を図るが、さらに思わぬ行動を取り、特捜班を窮地に追い込んでいく。
国木田の元部下で、今回の事件の鍵を握る西島政信を演じるのは風間晋之介。3月まで放送されていた「やすらぎの刻~道」の道編でメインキャストの一人に抜擢された、今注目の若手俳優だ。
この西島と、どこか不気味な渡辺の存在。最終回にふさわしい骨太な展開となっている。
浅輪直樹は、国木田誠二の歓迎会を開くことを特捜班の面々に提案するが、国木田は直樹たちと馴れ合うつもりはないと改めて念を押す始末。すると国木田の電話に着信がくる。
直後、国木田はある男性と対峙しており、ふたりの間に流れる不穏な空気が。国木田は男性から「信用していない」「あなたの間違いを正す」と穏やかでない言葉をぶつけられていた。
翌日、男性が遺体で発見される。事件現場に駆けつけた直樹は、男性の遺体の近くで特徴のあるペンを見つける。
やがて、衝撃の事実が判明。被害者は西島政信という人物で、西島こそ事件当日、国木田と会っていた男だった。なぜ国木田は事件被害者の身元に気付いていながら、明かさなかったのか。
直樹ら特捜メンバーの国木田への疑念が深まる中、国木田は検事の渡辺理人から電話を受ける。渡辺は事件について何かを知っているようで…。
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