常盤貴子&石田ひかりが大林宣彦監督の元へ「監督が引き合わせてくださったこのご縁…感謝」

2020/08/01 10:07 配信

芸能一般

常盤貴子が石田ひかりと二人で大林宣彦監督の元を訪れたことをInstagramで報告ザテレビジョン撮影

女優の常盤貴子が8月1日に公式Instagramを更新。石田ひかりと二人で、大林宣彦監督の元を訪れた様子を明かした。

大林監督最後の作品となる映画「海辺の映画館―キネマの玉手箱」が7月31日に公開。新型コロナウイルスの影響で公開日が延期となった同作だが、大林監督は当初の公開予定日である4月10日、肺がんのためこの世を去った。

「海辺の映画館―」に出演する常磐は、同い年の女優である石田と、7月21日に放送されラジオ番組「TOKYO SPEAKEASY」(毎週月曜~木曜夜1:00~2:00、TOKYO FM)で初対面。石田は大林監督が手掛けた「ふたり」(1991年)で主演を務めており、大林監督について語り合っていた。

この日のInstagramに「大林宣彦監督の最後の映画が今日から公開だというのに、密を避けるため、舞台挨拶も出来ないことが、仕方がないと分かってはいても、やっぱり寂しくて」とつづった常磐。

「せめて監督に、初日のお祝いをお伝えしたく、『お線香をあげに行かせてもらおうと思ってるんだ』と石田ひかりちゃんに話したら…一緒に来てくれることになり、ふたり揃って、監督に『海辺の映画館・キネマの玉手箱』公開初日のお祝いをすることが出来ました( ; ; )」と報告した。

「ひかりちゃんが主演の大林映画『ふたり』に憧れていた私に、こんな日が来るなんて。監督が引き合わせてくださったこのご縁…感謝です」と、大林監督の写真を挟んだ二人の写真を公開。

「たくさんの方々に観てはいただきたいのだけれど…こんな時期なので、どうかご無理のなきよう、ご自分の良きタイミングで、観ていただけたらと思います。いつの日か、皆んなが安心して映画館に集える日が来たら、その時には、『大林宣彦監督祭』を是非開催してもらって、舞台挨拶なども出来るといいな。今はただ、公開している、ということを知っていただけたら」と、映画への思いを吐露。

「映画監督にとって、公開初日というのは、特別なんじゃないかなぁと思うんです。監督の奥様、プロデューサーでもある恭子さんが話してくださった、監督は、最後、毎日毎晩、同じ言葉を言っていた、と。『みなさん、ありがとう。お疲れ様』 監督の代わりに…お伝えしておきます」と伝えた。