窪田正孝主演、二階堂ふみがヒロインを務める連続テレビ小説「エール」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)は現在、再放送中。8月1日放送の第30回では、雨に打たれた裕一(窪田)がずぶ濡れのままハーモニカを吹く、という本放送時も話題を集めた名シーンが再登場。視聴者を釘付けにした。
同ドラマは、「栄冠は君に輝く~全国高等学校野球大会の歌~」など数々の名曲を生み出してきた昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而氏と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏をモデルに、音楽と共に生きた夫婦の物語。
留学が取り消しになり、ショックの裕一は自暴自棄になって音楽も音(二階堂)も手放そうとしていた。そんな第30回、土砂降りの中で叔父・茂兵衛(風間杜夫)の家を訪ねた裕一は、祖母・八重(三田和代)が自分について「あの子は跡取りさえ作ってくれりゃいいんだから」と話しているのを偶然耳にしてしまう。裕一は傘もささず、家を飛び出した。
水たまりで転び、泥だらけになって下宿に帰りついた裕一。ずぶ濡れのまま、窓辺でただただ夢中でハーモニカを吹いた。副音声では幼なじみの鉄男(中村蒼)が「この曲、裕一が子どもの頃最初に作った曲だ。切ねえ音だなあ」と優しく語り、裕一の心境を慮った。
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