パル、岡崎友紀、村下孝蔵、伊藤敏博らの“忘れがちな”名曲を再評価&「名前歌謡」を楽しむ

2020/08/01 22:03 配信

音楽

8月2日(日)放送「ザ・カセットテープ・ミュージック」(BS12 トゥエルビ)より(C)BS12 トゥエルビ

マキタスポーツスージー鈴木による音楽トーク番組「ザ・カセットテープ・ミュージック」(毎週日曜夜9:00BS12 トゥエルビ)。8月2日(日)は「夏の忘れがち歌謡祭」と題した新作を放送する。カセットガールは、さかっちこと酒井瞳

「あんなに好きだったのにもかかわらず、忘れがちな楽曲」を集めてみたという今回。さかっちは、「アイドリング!!!の曲も出てくるかも?」と期待する。

スージー鈴木は、まず「この番組は50、60代の視聴者が多いという視点から選んだ」という、1979年の大ヒット曲「夜明けのマイウェイ」を紹介する。

アーティストは、1970年代後半から80年代初めにかけて活動した音楽グループ・パル。日本テレビ系ドラマ「ちょっとマイウェイ」(1979-1980年)の主題歌となったその曲を、スージーは「ソフトロック」と言い表す。そして「アナログの手作り感が極まった上品な音」と音作りを称賛する。

マキタスポーツもこのアーティスト、この曲に思い入れがあるようで、楽曲のみならず、桃井かおり、八千草薫らが出演していたドラマについても、スージー以上に熱く語りだし、劇中歌だった別の曲にまで話は展開する。

続いてスージー鈴木は、「1970年代のトップアイドル」岡崎友紀に注目。「ぜひ渋谷系ファンの方、聴いてください」と、1973年「風に乗って」などを集めて聴かせる。スージーは「めっちゃオシャレで、まるでピチカート・ファイヴでしょ」と、作詞も手掛けていた岡崎の楽曲のクオリティーをあらためて評価する。

一方、マキタスポーツは、「忘れがち歌謡は歌謡祭によく見つかる」という視点で楽曲を発掘。「世界歌謡祭」「東京音楽祭」「ヤマハポピュラーソングコンテスト(ポプコン)」で高く評価され、ヒットしたナンバーを紹介する。

また、「名前歌謡には忘れがち歌謡が眠ってる」という打ち出しで、「さちこ」「ゆうこ」「ようこ」(表記は漢字・アルファベットさまざま)という名前が登場するヒット曲を並べる。「ゆうこ」では村下孝蔵の1982年のヒット曲、タイトルも「ゆうこ」を選び、1999年に逝去した名シンガー・ソングライターを語る。

最後にマキタスポーツは「繰り返し歌謡」と名付けて、1981年に伊藤敏博が発表した「サヨナラ模様」を紹介。伊藤敏博と言えば、ポプコン1981年大会グランプリで、「景子」という名前歌謡も歌っており、今回のマキタスポーツが設定したテーマすべてに当てはまる。そんなアーティストの、シングルは70万枚近くを売り上げたという名曲「サヨナラ模様」をじっくりと楽しむ。

なお同番組では、8月4日(火)夜8:00より、配信イベント「ザ・カセットテープ・ミュージック~みんなで飲もう、オンラインパーティ~(※飲食持込可)」を開催する。イベント内で開催予定の「ドラマティック転調コンテスト」と「あなたの街のガッチャマン」のコーナーでは、ノミネート曲を募集中だ(※詳細は番組HP参照)。