“和の心で筋肉を”尾上菊之丞考案の「日本舞踊体操」が誕生<にっぽんの芸能>

2020/08/03 12:51 配信

芸能一般

「にっぽんの芸能」で新コーナー「日本舞踊体操」がスタート(C)NHK


毎週金曜に放送中の「にっぽんの芸能」(夜11:00-11:55、NHK Eテレ)内で、“和の心で筋肉を”をキーワードに、新コーナー「日本舞踊体操」が8月7日(金)から3週にわたり放送される。

「日本舞踊体操」とは、着物で優雅に舞う日本舞踊の要素を取り入れて、新たに体操として生み出されたもの。日本舞踊は、実はさまざまな筋肉を駆使する全身運動のため、今回の「―体操」で優雅な動きを学びつつ、普段使わない筋肉を動かすことができるという。

動作の考案は、尾上流家元で舞踊家の尾上菊之丞が、筋肉の働きの解説は“筋肉博士”として知られる東京大学の石井直方名誉教授が行う。さらに、椿鬼奴と日本舞踊の名取でもある篠井英介、日本舞踊家・尾上菊透が体操にチャレンジする。

第1回(8月7日[金])は、肩回りをリフレッシュさせる動きで、呼吸と体のバランスを整えていく。また、第2回(8月21日[金])は、美しい姿勢に欠かせない筋肉を鍛えるために、足腰を動かし、第3回(9月4日[金])は、骨盤を回す「ねじる」動作をすることで、股関節周りの筋肉を刺激する。