清原果耶が主演映画「宇宙でいちばんあかるい屋根」の完成披露試写会の舞台あいさつに、藤井道人監督とともに登壇。ロサンゼルスからのリモート出演となった桃井かおりとトークを繰り広げた。
野中ともその同名小説を原作に、14歳の少女・つばめ(清原)が屋上で出会った派手な装いの怪しい老女・星ばあ(桃井)との交流を描く物語。
清原はCoccoが書き下ろした主題歌「今とあの頃の僕ら」も歌っているが「映画を見て、放心状態になってしまって。初主演作という言葉だったり、エンドロールで自分の歌った歌が流れているということをなかなか客観視できなくて『あ、終わった』っていう安心感に似た喪失感のようなものが大きかった気がします」と心境を聞かせた。
対する桃井は現地時間深夜2時半にもかかわらず「イエーイ!」とハイテンションであいさつした後「今まで出た映画の中で、一番自分が出ていることが気にならなかった映画」だとコメント。
清原については「ものすごく孤独な女優さんだなっていうのが私の印象。すごく真面目で、本気で映画が見えているし、『絶対邪魔しちゃいけないな』っていう気分に初めてなった。彼女がストイックに考えていることは、私もそういう時期があったのですごくよく分かる。冗談抜きに私が彼女についていったし、完成した映画を見ても彼女がすごく良かった」と絶賛した。
そんな言葉を受けて「何とお答えしていいのか分からない」と恐縮するばかりの清原は桃井について「私が何か口にするのもおこがましいですけど、エネルギーの濃さや強さ、大きさをとてつもなく感じることのできる方。前を向かなきゃって奮い立たされて、必死で後を付いていきたくなるような印象でした」と語った。
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