――「恋のミラージュ」は、どんなパフォーマンスで歌ってみたい?
「Night Tempoさんが、“東京”とか“ネオン”というのを強調して下さっているので、パフォーマンスをするときは、ポップな光を使ったり、その時代のパフォーマンスに寄せた感じだったりに近いイメージを再現してみるのも面白そうだなって思っているんです。前回とか前々回の曲のときは、面白さだったりとか、インパクトがある感じを意識して自分なりにダンスを作っていったんですけど、「恋のミラージュ」では、昭和の要素をふんだんに入れてアレンジしていけたら良いなぁと」
――衣装はどんな感じにしたい?
「ジャケットのイラストの私みたいにやっぱり黒のイメージかな〜。大人っぽさとか、謎に包まれている感じをジャケットでも表現してくださってるので、素材的には、エナメルみたいな感じの質感の衣装がいいのかなって思ったりしてます! 明るくて、パステルで、キラキラしててっていうのが、今までのイメージだったので、ファンの方から見たら、新鮮なんじゃないかな。ちょっとキラキラに大人っぽさを加えた感じというか。そこにライトが当たったりするとキラキラ輝く感じというか」
――ライブをしてみたい場所ってある?
「あります! ずっと前から思っていたんですけど、新宿とか新橋とか、サラリーマンの方が多い場所でライブがしてみたかったんです! 先日、薬局屋さんの1日店長をやらせていただいたんですけど、そのときも、新宿と新橋だったんです! いつも親衛隊のみなさんは、ハッピとかハチマキをしてきてくれるんですけど、そのときは、“新井ひとみ”って大きく書いてあるノボリを作って来てくれたんです! それがすごく嬉しくて! そういうちょっと昭和な感じもすごく好きなので! そのとき、『新宿とか新橋とか、サラリーマンの方が多い場所でライブがしてみたい!』っていう夢に一つ近づいた気がしたんです!」
――どうしてサラリーマンの方が多い場所でライブがしてみたいの?
「青春を思い出してもらいたいんです!」
――なるほど! じゃあ、上野とかもいいかもね!
「いいですね! 上野! あと、浅草とか下町っぽい場所の商店街でのぼり立ててやってみたいです! 日暮里もいいなぁ〜」
――あんまりないからいいね、その発想!
「スピーカー持って、みかん箱みたいなのをステージにして、キャンペーンとかしてみたいんです! あと、中継とかもやってみたいんです! 昔の音楽番組見てると、みなさん中継でいろんな場所で歌ってたじゃないですか! 新幹線のホームからとか、窓拭きのゴンドラみたいなところからとか」
――あ〜! 懐かしい! あったあった! そっか、ひとみちゃん達はリアルタイムで見てたわけじゃないから逆に新鮮なんだね!
「そうなんです! そのものがセットになっている感じがいいなぁって思ってますね。コロナが落ち着いたら、そういうのやってみたいなぁって思ってます。そういう昔っぽい感じの触れ合いも大事にしていきたいなって思っているので、楽しみにしていてもらいたいです! 楽しいこといっぱい考えているので!」
取材・文=武市尚子
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