新井ひとみ「昭和の良さを伝えたい」、竹内まりや「プラスティック・ラブ」斉藤由貴「MAY」ほか、昭和歌謡スピリットを体験

2020/08/14 06:00 配信

アイドル

シティーポップを世界的なムーブメントに導いた音楽プロデューサー・Night Tempoがリミックスした「恋のミラージュ」をリリースした新井ひとみ撮影=富田一也


――そうね。次は、斉藤由貴さんの『MAY』。NightTempoさんが新譜で別の楽曲をリミックスしているけど、この当時の由貴さんって新井ひとみちゃんの持っている柔らかい雰囲気と似ているね。

「そうですか? ありがとうございます。えっと、この曲はよりスローですね。歌い方が問いかける感じで…すごく好きです! ジッと一点を見つめながら歌ってるパフォーマンスも素敵。ちゃんと歌詞を聴かせようとしてるのかなって思います! 歌と声と歌詞を大切にしてる感じ。歌詞も優しい感じでとってもいいです。」

――ひとみちゃんも目力強いから、そこは共通点を感じるよね。

「本当ですか? うれしいです! ありがとうございます! あ、この曲には後半でカスタネットみたいな音が入ってますね! そこが時代を感じます! 可愛いし、オシャレだなぁ〜。あと、コーラスも印象的! 今の時代の曲って、あんまりコーラス入らないですもんね」

――たしかに。昭和の歌謡曲って、コーラス印象的かもね。そこは一つの個性かも。良いところに目を付けたね、ひとみちゃん!

「なんか懐かしい感じがするんです。あと、いろんな楽器の音がする! ゴージャスなイメージですよね」

――そうね! たしかにそこも昭和の歌謡曲の魅力かも。インドのシタールっていう民族楽器が、さりげなく入っていたりする楽曲もあったりしたからね。さすが。ひとみちゃん、そこもいいとこに目を付けたかも。

「そうやって音を一つずつ探していくのも楽しいですね! シティポップならではの楽器ってあるんですかね?」

――どうなのかな? 打ち込みのシンセサイザーが印象的だよね。

「あ〜、たしかに、打ち込みのシンセサイザーは印象的ですね!」