中川大志、ステイホーム期間中に考えた「エンターテインメントの持つ意味と役割」【中川大志連載】

2020/08/05 09:00 配信

芸能一般 連載

中川大志撮影=山田大輔


その他には英会話の勉強も始めるなど、さまざまな新しいことに挑戦し、充実した日々を過ごしていた中川だが、その根底には「単にやりたいことをやろうというより、この期間を次につなげるいい時間にしなくてはという思いが強かったかもしれない」という気持ちがあったと明かす。

そして、エンターテインメントの持つ意味や役割について「改めて考えた」という中川。「やっぱり僕らが作品を作って届ける先には、見てくださる人がいないと絶対に成立しないということを再確認しましたし、何十人、何百人もの人が関わって一つの作品を作り世の中に出すことは、当たり前じゃないんだと改めて実感しました。ただ…誤解を恐れず言えば、エンタメがなくても世の中はストップするわけじゃないというのも現実で。だからこそ、やっぱりないと寂しい、困ると思ってもらえる—。それくらい必要なものに作り手側がしていかなくちゃいけない、一つ一つの作品に意味を持たせないといけないとも感じました」と、俳優を生業とし、エンターテインメントを作り上げる人間としての決意を新たにしたという。

そんな中川は現在、ドラマ「親バカ青春白書」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系)に出演中。ムロツヨシ演じる主人公・小比賀太郎(通称:ガタロー)の娘・さくら(永野芽郁)から好意を寄せられる大学生の畠山雅治を演じている。新たな役どころに挑む中川に、ますます注目だ。

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