――撮影の感想をお聞かせください。
当たり前の生活を支えている人の気持ちに寄り添って、物事を捉えて考える。そんな時間が、このごろは当たり前になってきたように感じます。何かに気付くこと、何かを思いやることを意識して撮影に臨みました。
――StayHome期間中、どのようなことを考えて、どのように過ごしていらっしゃいましたか?
俳優という仕事は待つのも仕事だとよく言いますが、その精神があるので、自分のやりたいこととやるべきことにシンプルに向き合い、インプットの時間にするために勉強したり、友達と連絡を取って話をしたり、日々の生活を規則正しく過ごしてみたりしました。
――今回は長澤さんと同世代の女性が、今の生活に真摯(しんし)に向かい合うという設定ですが、新型コロナウイルスの流行をきっかけに、「あらためて気付いたこと」「誰かに支えられていると感じたこと」がありましたらお聞かせください。
毎日があっという間に過ぎていくことに、あまり違和感がなかったこれまでと違って、1日の時間の流れを感じられる日々でした。
ゆったりとする時間の中に身を委ねてみると、今まで見えなかったものが見えてくるような気がしました。
――2017年からクボタのCMに出演されている長澤さん自身、撮影を通じてどんな変化がありましたか?
クボタさんのCMに出演させていただいてから、CMを見た周りの人から褒めてもらえることが増えました。それだけクボタさんの思いが、たくさんの人に新しい感覚を届けているのではないかと思うところがあります。
前に進むことを恐れない。これはCMの撮影のときにいつも感じるメッセージです。それは私も同じように思うことの1つです。
――これから新たにやってみたいことをお聞かせください。
とにかく今は、毎日をコツコツとですかね。
――視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
新しい価値観と今までの価値観を合わせて素直に従ってみるのは、自分にとってのチャレンジだと思います。毎日を気持ちよく過ごせるよう一緒に頑張りましょう。
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