マキタスポーツとスージー鈴木による音楽トーク番組「ザ・カセットテープ・ミュージック」(毎週日曜夜9:00BS12 トゥエルビ)。8月9日(日)は「スージー鈴木の精神世界」と題して、これまでさんざん取り上げてきた「コード」について、スージー鈴木がみっちり解説。その応用として、マキタスポーツとカセットガールのさかっちこと酒井瞳に、キーボード、ピアノの弾き方を教える。
サブタイトルの「スージー鈴木の精神世界」とは、スージーがキーボードを見たとき、どのように心の中で世界が広がるか、ということ。その精神世界が分かると「キーボードが弾けるようになる」という。
ステイホーム中、「あまりにも暇で」ピアノを始めたというマキタスポーツ。「ギターと勝手が違って、理屈は分かるんだけどできない」というマキタと、ほぼピアノ初心者のさかっちも、スージー先生の名解説によって、ピアノでコードが弾けるようになるか。
スージー先生は、強気にも本日の成果を「コードネームを見たらコードが弾ける、そして弾き語りをできるようになる」というところに置き、ザ・ビートルズの名曲を練習曲に、独特のメソッドで2人を指導していく。
第1のテーマは、「コードの構造」。まずは、メジャーコードとマイナーコードというものを学ぶ。そこで早くもとても分かりやすい解説が次々と飛び出す。合言葉は、「4→3」「3→4」の仕掛け。これだけでコードの構造は理解できるのだという。
2番目のテーマは「色んなメジャーコードを覚える」。コードの構造を理解したところで、「C」「D」「E」「F」と順番に、それがどんな音であるのかをザ・ビートルズの名曲に使用されている部分を例に知っていく。
途中、マキタスポーツから「指のセオリーはあるのでしょうか?」といった質問が飛び出すが、スージー鈴木は「好みですね。それがスージーメソッド」と言い放つ。
3つ目のテーマでは、ビートルズのロックナンバーに挑戦。最後に「ドラマティックマイナーを弾こう!」という打ち出しで、以前にも紹介された『ドラマティックマイナー』を持つ名曲の演奏に3人でチャレンジする。
スージー先生の講習を受け、さかっちは「メジャーとマイナーを意識して弾けるようになったのがすごい」「もっと練習したい」と感想を。「セブンス、ナインスはまた後日」(スージー鈴木)とのことで、今回の評判が良ければ第2回、第3回もありそうだ。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)