「ドクターY」は放送されるたび、いつも見ていたので「いつか城之内先生は呼んでもらえるのかな」と思っていたのですが、今回ようやく呼んでいただけました(笑)。光栄です!
今回のお話は麻酔医としての城之内先生と、母親としての城之内博美、その両方が描かれています。「ドクターX」の中では比較的プライベートが描かれる方のキャラクターではあるので、今回のストーリーはその延長線上にあるのかな、という気持ちで演じています。
娘が思春期を迎えて、博美と感情の行き違いなどがあるのですが、私自身も母親役を演じる中で“子どもとぶつかる”という経験が初めてだったので、そのシチュエーションはとても新鮮でした。
舞(藤井杏奈)とは4年ぶりでしょうか…。博美が倒れて、未知子(米倉涼子)が手術をする、という第4シリーズの最終話以来だったので、本当に久しぶりに会ったのですが、すっかりお姉さんになっていました。晶さん(岸部一徳)と一緒に“ワニザメさん”をやっていたときは幼稚園生だったんだよね、ってさっきも杏奈ちゃんと話していたんです。懐かしいですし、長いシリーズならではですよね。
「ドクターY」では、加地先生が「ドクターX」のときよりも“自由”に動いています(笑)。その伸び伸びした感じと、でも実は加地先生が素晴らしい医師だということも再認識できるのが今回のお話だと思います。手術のアプローチもすごく面白いですし、そこに博美と舞の物語も加わってスパイスになっているので、ご家族皆さんで楽しんでいただける作品になっているのではないでしょうか。
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