甲斐(織田裕二)に突き付けられたのは、賠償金5億円と弁護士資格のはく奪。
甲斐とチカ(鈴木保奈美)は、甲斐を訴えた弁護士・富樫(高嶋政宏)を呼び、和解の可能性を探った。だが、富樫は「コースタル・モーターズ」訴訟で、甲斐が重要な証拠となるはずだった社内メモを隠蔽(いんぺい)したのは明らかだとして、和解交渉の余地はないと返す。
さらに富樫は、甲斐の触れられたくない母親のことまで侮辱して挑発。甲斐は思わず富樫に掴みかかる。
チカは甲斐の代理人として法廷で富樫と戦うつもりだった。しかし、事態を重く受け止めた上杉(吉田鋼太郎)は、ファーム内にも甲斐のことを疑っているメンバーがいるのだから、まず彼らに無実を証明し、裁判で勝ち目があるのかどうかを見せてほしいと言い出す。
その上で、裁判で戦うか、和解に応じるかの最後の審判をシニアパートナーによる投票で決めようというのだ。
「幸村・上杉法律事務所」で行われる“密室劇”で甲斐の敵側として直接対決することになった蟹江(小手伸也)は、さっそく大輔(中島裕翔)に仲間になるよう声をかける。
甲斐の力になりたいため、これを拒む大輔だったが、蟹江のチームに加わるよう命じたのは、実は甲斐自身だった。実際の裁判で思わぬ方向から攻められる可能性も考慮して、あえて大輔を敵側に加えたのだ。
そんな中、甲斐は玉井(中村アン)に会いに行き、証言をしてほしいと頼む。だが、玉井はもう「幸村・上杉法律事務所」のことは忘れたと言って甲斐の申し出を拒絶する。
同じころ、甲斐との対決に向けて準備を進めていた大輔は、真琴(新木優子)の言葉からヒントを得て、ある秘策を思いつく。
※高嶋政宏の「高」は正しくは「はしご高」
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