堺雅人主演のドラマ「半沢直樹」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)第6話が8月23日に放送された。半沢直樹(堺)の活躍ぶりはもちろん、次々と現れる個性豊かな悪役キャラにも注目が集まり、第6話は平均世帯視聴率24.3%を記録(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。Twitterでは「#半沢直樹」が初回から6週連続でトレンド世界一になるなど反響を呼んでいる。(以下、ネタバレがあります)
「やられたらやり返す。倍返しだ!」の流行語を生んだ2013年放送の前作から7年。今シーズンは前半で「ロスジェネの逆襲」、後半で「銀翼のイカロス」(ともに池井戸潤著、ダイヤモンド社/講談社文庫)を原作に、堺演じる銀行家・半沢直樹のスカッとする逆転劇が描かれている。
第6話はさながら“悪役祭り”。前作からのお馴染みキャラに加え、今作で登場した新キャラも本格登場し、帝国航空の立て直しを目指す半沢たちの前に立ちはだかった。
中でも注目を集めているのは、政府主導で帝国航空の財政再建を目指す再生検討チーム“タスクフォース”のリーダー、乃原。原作ファンから「最も嫌味なキャラ」と恐れられる存在で、ドラマでは筒井道隆が演じている。
「あすなろ白書」(1993年)や「君といた夏」(1994年)で見せたさわやかな好青年、「王様のレストラン」(1995年ほか)や「サザエさん」実写ドラマシリーズ(2009年ほか、すべてフジテレビ系)など“いい人”のイメージが強い筒井だが、「半沢直樹」では権威を振りかざす嫌味な弁護士を好演。眉間にしわを寄せ、半沢の言葉に憤慨して「何だと!」と怒号を浴びせ、机を蹴り飛ばした。
新たな一面を見せる筒井に、視聴者からは「今までのイメージとのギャップがすごい」「筒井道隆さんの弁護士の迫力!」「筒井道隆のこんなに大きな声初めて聞いた気がする」といった驚きの声があった。
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