――キャッチフレーズでもある「世界一の誠実さ」を表現するために、準備したことや心掛けたことは?
撮影に入る前に、黒木瞳さんが出演している「スケープゴート」など、政治の世界を舞台にした作品をたくさん見ましたね。
黒木さん演じる大学教授の女性が、何も知らない政治の世界へ足を踏み込み、女性初の総理大臣を目指すところが、どことなく丸子の背景と似ていて、とても参考になりました。
――撮影で印象的なシーンは?
八嶋智人さんとの掛け合いのシーンがとても楽しかったです。リハーサルの時に、八嶋さんのお芝居が面白くて思わず笑ってしまうことが何度もありました。
――休憩時間には、どんなお話をされましたか?
八嶋さんとは以前、共演させていただいた舞台の話や、「今回、またご一緒できてうれしかったです」という話をお互いにしました。
自粛期間中に、八嶋さんの息子さんが、たまたま私の出ていた過去のドラマを何本か見たといううれしい報告もいただきました。
――台本には3ページ以上の長いせりふがありますが、どうやって覚えましたか?
台本を片手に、声を出しながら、家中を歩いて覚えました。この長いせりふは丸子という人物のベースとなる部分だったので、それを体に染み込ませるかのように毎日、繰り返し練習しましたね。
ただ長いというだけのせりふではなく、役作りにも役立つ、とても大切なせりふになりました。
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