中村倫也「ニクいね」荒木伸二監督の演出を称賛

2020/09/05 20:20 配信

映画

映画「人数の町」公開記念リモート舞台あいさつより(C)2020「人数の町」製作委員会


海外の映画祭へ選出


終盤、MCから「監督に内緒でサプライズゲストがいらっしゃっています」とアナウンスすると、中村が「初恋の人かな?」といたずらっぽくコメント。

劇中で石橋演じる紅子のめいである末永モモ役の吉田萌果(5歳)が花束を持って登場し、「お花です」と監督に手渡した。

「こんにちわ。末永モモ役の吉田萌果です。5歳です。好きな色は桃色です。よろしくお願いいたします」とあいさつすると、中村が声まねをして「将来はお金持ちになります」とコメントして笑いを誘う。これに対し、すかさず監督が「映画に出資してね」とやりとりする一幕も。

その後、花束の理由について、モスクワ国際映画祭、バンクーバー国際映画祭への正式招待作品として選出されたことが発表され、会場は拍手に包まれた。

荒木監督は、「カナダとロシア、行きたいです。バンクーバーとモスクワ行きたいです。パスポート取りに行かないと」とソワソワ。中村が「(気になるところ)そこですか?」と笑顔でツッコミを入れていた。

映画「人数の町」公開記念リモート舞台あいさつより(C)2020「人数の町」製作委員会


最後のあいさつで、石橋は「監督が今まで生きてきて、考えて来たことがそのまま作品になっているのだと思います。そんなうそがない作品に出られることがうれしいです。映画はそうあるべきだと思うので、そういう作品に参加できてうれしいし、見た人にも、これから見る人もそんなところを楽しんでほしいと思います」とコメント。

中村は「いろいろな作品に関わらせてもらって、(自分が感じたことなどを)考えてコメントする場面もたくさんあります。でも、この作品はそれぞれの反応、感じること、記憶に残るポイント、家に帰って思い出すポイントが違ってくる作品です。この映画を見ることは、お金と時間を払っていただいて、ゲットした自由だと思うので、何度か思い返しながら、楽しんでいただければと思います」とあいさつし、イベントは幕を閉じた。

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