“補聴器をつけた天使”我妻ゆりか「自分を好きになれたのは愛してくれる人たちがいるから」<Interview>

2020/09/09 12:20 配信

芸能一般 インタビュー

「2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展」トークショーに出演した我妻ゆりか※提供写真


我妻ゆりかが、9月6日に開催された「2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展」に出演した。

生まれつき感音性難聴で両耳に補聴器をつけて芸能活動を行っている20歳の我妻。今回、その愛用しているオーティコンの補聴器の「最新補聴器で聞こえが変わる。日常も変わる。」というテーマで、リモートで行われたトークショーに登場した。

できる仕事が限られる中、持ち前の感性や愛嬌、ビジュアルの高さで“補聴器をつけた天使”というキャッチフレーズで活躍している我妻が、イベント出演の感想、補聴器と共に歩んだ20年を語ってくれた。

伝えたいことを発信できた


――今回に出演したイベントの感想を教えてください。

まず、この「2020年超福祉展」のイベントに出演が決まった時、本当にうれしかったです!

トークショーイベントは初めてだったのですが、小さい時から愛用しているメーカーのオーティコンさんのトークショーイベントだなんて、とてもぜいたくだなと思いました。

何回も練習して、絶対に成功させるぞ…!って気持ちがいっぱいで緊張していたのですが、皆が見守ってくれてるのが分かって、すぐに安心して、私らしく皆さんとお話ができて、伝えたいことを発信できたのではないかなと思います。

そして、いろんな話を聞けて、これから先の補聴器との未来がもっと楽しみになりました。ありがとうございました!

――幼少期の補聴器の記憶・思い出、発音・発語トレーニングについて教えてください。

3歳ぐらいのときから「聞こえ」の教室に通って、発音の練習をしていたり、舌の動かし方を練習していました。

当時の私からすると、それは普通のことでしたし、そこにいた友達と話せたり、舌にラムネを置いて食べられるのと、終わった後とプレイルームで遊べるのが好きで通い続けていました。

聞こえないからそこに通っているって自覚はなかった気がします。

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