<ルパンの娘>深田恭子、華と和馬の恋に「普通の家族になれる日が来たらいいのに」【インタビュー】

2020/09/09 07:00 配信

ドラマ インタビュー

「ルパンの娘」(フジテレビ系)が10月15日(木)よりスタートする撮影=下田直樹


泥棒一家の娘と警察一家の息子との禁断の愛を描くラブコメディー「ルパンの娘」(10月15日スタート、毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系※初回15分拡大)が約1年ぶりに帰ってくる。

泥棒一家“Lの一族”の三雲華を演じる深田恭子と、一族を追っていた刑事の桜庭和馬を演じる瀬戸康史は続編の誕生に心を躍らせた。

深田「前作の終盤に現場で“続編があったらいいですね”と話していたんです。自分で言うのも何ですが、こんなに大好きなドラマに再び出演させていただけて本当に幸せです」

瀬戸「個性豊かな皆さんとまたご一緒できると思うとワクワクしました。深田さんとは約1年ぶりの撮影だったのですが、時間の経過を感じずにナチュラルに和馬になれたこともうれしかったです」

深田「前回クランクアップしたロケ地から今回はクランクインしたので、すごく戻りやすかった気がします。カメラの位置もカメラマンさんも一緒だったので、同じ瞬間から始まったように感じました」

瀬戸「ほぼ同じスタッフさんが集まるって、すごいよね!」

前作のラストでは、“Lの一族”が全国に指名手配されてしまったため、華の父・尊(渡部篤郎)のアイデアで一族の死を偽装。おかげで華と和馬は無事に結ばれたが、華は死んだことになっているため、続編では事実婚状態に。さらに、世間から姿をくらますため、華や尊、華の母・悦子(小沢真珠)ら三雲家は、和馬や和馬の父・典和(信太昌之)らが暮らす桜庭家に身を寄せている。

深田「前作が三雲家と桜庭家が一緒に暮らすことになるところで終わっていたので、この二つの家族のやりとりが楽しみでした。“かみ合っていない”ことがかみ合って、面白いテンポが生まれるんですよね(笑)」

瀬戸「この作品はどんなシーンでも誰もが100%のエネルギーでやるので、めちゃくちゃ体力を消耗するんです(笑)。ふざけるシーンもアクションもミュージカルも全力。続編はその前作がベースにあるので、それ以上のギアでやっています」

深田「ですから、よりブラッシュアップされたものになっていると思います。前回も台本を読んでいるのにもかかわらず、現場に行ってびっくりしていたので、今回も毎回そうなるのではないかと(笑)」

瀬戸「しかも普通はドライ、テスト、本番と撮影を進めるのですが、この作品はテストがなく、ドライ後すぐに本番なので、すごくスピーディーかつ独特の緊張感の中で撮影が進んでいくんです。その緊張感が、いい感じで画面に出ているのではないかと思いますね」