吉岡里帆、和田彩花ら“表現者”たちが映画「ある画家の数奇な運命」を絶賛!

2020/09/09 12:00 配信

アイドル

映画「ある画家の数奇な運命」の日本公開日が10月2日(金)に決まり、“表現者”たちから本作を絶賛するコメントが寄せられている(C)2018 PERGAMON FILM GMBH & CO. KG / WIEDEMANN & BERG FILM GMBH & CO. KG


現代美術界の巨匠、ゲルハルト・リヒターの半生をモデルに祖国ドイツの“歴史の闇”と“芸術の光”に迫った映画「ある画家の数奇な運命」の日本公開日が10月2日(金)に決定。

彫刻家・奈良美智や小説家・平野啓一郎をはじめ、アイドルとして活動しながらも美術史を学ぶ和田彩花、アート好きで知られる吉岡里帆、音楽プロデューサー・藤原ヒロシら、さまざまなジャンルの“表現者”たちから本作を絶賛するコメントが寄せられている。

ある画家の数奇な運命」は、長編初監督作「善き人のためのソナタ」で第75回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門に出品し高評価を獲得、アカデミー賞外国語映画賞を受賞したフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督による作品。

ゲルハルト・リヒターは現代美術界の巨匠であり、ときにオークションで数十億円の価格がつくアーティスト。そんな彼の半生をモデルに、祖国ドイツの“歴史の闇”と“芸術の光”に迫っていく。

そして今回、主人公のクルト(トム・シリング)と同じデュッセルドルフ芸術アカデミーで学んだ画家・彫刻家の奈良は「歴史に翻弄(ほんろう)される人生映画と、真剣に美術に向かい合う1人の青年の成長の描き方が、数々ある素晴らしい映画以上のものにしている」と、本作についてコメント。

また、ナチ政府が彼らの美の概念にそぐわないとみなした近代美術や前衛芸術に「退廃芸術」の烙印を押し、さらしものにした「退廃芸術展」を、幼少時のクルトに多大な芸術的影響を与えた叔母と訪れる彼にとっての芸術の原体験となるようなシーンや、悩みながらも“自分にとっての真実”を求めるクルトが、西ドイツのデュッセルドルフ芸術アカデミーで実験的な絵画に触れ、自身でも挑戦する様子を捉えたシーン写真も解禁となった。