シニアパートナーによる投票の結果、「幸村・上杉法律事務所」のトップは、チカ(鈴木保奈美)に代わって上杉(吉田鋼太郎)が務めることになった。
上杉は「ファームの未来を託してくれてありがとう」とあいさつをすると、真っ先に甲斐(織田裕二)を呼び止め、これからは仲間として共に頑張ろうと声を掛けた。
しかし、そんな言葉とは裏腹に、上杉は甲斐のオフィスを下の階に変更し、蟹江(小手伸也)を利用して、甲斐をファームから追放しようと画策し始める。
一方、最愛の祖母・結衣(田島令子)を失ったばかりの大輔(中島裕翔)は、その悲しみから逃避するかのように、仕事に没頭していた。
大輔の深い悲しみを知り、大輔のことを心配する真琴(新木優子)。大輔は、甲斐や玉井(中村アン)にも、まだ祖母のことを話していなかった。
アソシエイト指導責任者の蟹江は、そんな大輔に甲斐の仕事を手伝わないように命じ、そして甲斐には雑務を押し付けていた。
あくる日、結衣の葬儀が行われる。大輔のマンションを訪れた真琴は、何も準備できずにいた大輔を説得して連れ出す。大輔は、参列者の前であいさつをすることになっていた。
だが、直前になって、祖母のことをよく知らない人たちに話すことなんてできない、と思い悩む大輔。そこに、大輔の幼なじみで元恋人の怜(吉谷彩子)がやって来る。
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