佐藤二朗主演のドラマ24「浦安鉄筋家族」(毎週金曜深夜0:12-0:52ほか、テレビ東京系)に、岸井ゆきのが出演している。
同作は、浜岡賢次原作の人気ギャグ漫画シリーズを映像化した作品。千葉・浦安に暮らす、どんなささいな出来事もドンチャン騒ぎになってしまう大沢木家を描く“エクストリーム・ホームコメディー”。岸井は、大沢木家の長女・桜を演じている。
今回、「WEBザテレビジョン」では岸井にインタビューを行い、ドラマの魅力や、撮影現場の様子などを語ってもらった。
――撮影を終えた感想をお聞かせください。
(新型コロナウイルスによる)撮影休止が明けて、家族が再集結して、残ったシーンをコツコツと撮っていきました。撮影が再開するまでやりたいことが頭の中にたくさん生まれてもできない状況が続いたので蓄積されたエネルギーが放出できました。
残っているシーンも多かったので、結構な分量とスピードで過ごさなきゃいけなかったんですが、終わったときは普段では味わうことができない達成感がありました。
ゴールテープをちゃんと切れたという感覚が私にはあって、きちんと毎日やるべきことをやって、オールアップできたという達成感が「浦安鉄筋家族」にはありました。体力を使った芝居だったからこそ、得られたものでもあると思うんですけど、本当に楽しかったなという印象です。
――現場に入る前は役作りに悩んだと聞きましたが、具体的にどのような部分で悩みましたか?
初めてのチームだったというのもありますが、原作のスピード感や、年齢が違うこと、どんなふうに現場にいればいいのかが、現場に入る前は不安だったんだと思います。また、プロレス技をかけたり、お兄ちゃんを外に投げたりとかを台本で読んでいると「ドラマでどういうふうになるんだろう」という疑問がありました。
でも、現場に入ると作られた美術セットがあって、家族がいてという状況をすぐに受け入れられました。お兄ちゃんは投げていいし、卵フライも投げていいんだっていうふうに、現場になじむことができたので、現場に入ってからは役で悩むことはなかったです。
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