葵みどり(石原さとみ)は、重複がんと診断された瀬野章吾(田中圭)の担当薬剤師となる。一番の問題は標準治療が確立されていない副腎がん。既存薬の投与が始まるが、数週間たっても改善の兆しは見えない。有効な手立てが他にないものかと頭を悩ませるみどりに、七尾拓(池田鉄洋)は海外に副腎がんへの有効性が認められる薬があることを教える。しかしそれは治験薬のため、萬津総合病院で使用するには多くのハードルを越える必要があった。
まず、治験の主導をみどりが負い、製薬会社への打診もみどりが行うこと。その後、瀬野の担当医師に治験責任医師になってもらい、さらに病院内の治験審査委員会の承認を得ること。そして何より瀬野の同意を得ることが必要だという。どんな困難が待ち受けていようが瀬野が助かるのならと、治験薬に一筋の希望を託したみどりは、投与を実現するために奔走する
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