映画「サイレント・トーキョー」予告編映像とポスタービジュアルが解禁

2020/09/17 07:00 配信

映画

映画「サイレント・トーキョー」ポスター(C)2020 Silent Tokyo Film Partners

12月4日(金)に公開される映画「サイレント・トーキョー」の予告編映像とポスタービジュアルが解禁された。

原作は、「アンフェア」シリーズなど数多くのベストセラーを世に送り出した作家・秦建日子が楽曲「Happy X-mas(War Is Over)」にインスパイアされ、執筆した小説「サイレント・トーキョー And so this is Xmas」。監督は、「SP」シリーズを手掛けた波多野貴文が務める。

主演の佐藤浩市石田ゆり子西島秀俊をはじめ中村倫也広瀬アリス井之脇海勝地涼らが出演。クリスマス・イブの東京で突如発生した未曾有の連続爆破テロ事件と事件に巻き込まれた人々の群像劇を空前のスケールで描き出すサスペンス・エンターテインメント大作となっている。

「メリークリスマス」という言葉とともに爆破されるシーンが公開


解禁された予告映像の舞台はクリスマス・イブの東京。Awichの「Happy X-mas (War Is Over)」が奏でられる中、東京タワーはいつにも増して美しく輝き、幸せなクリスマスの日常が確かにそこにはあった。しかし、連続爆破テロの容疑者・朝比奈仁(佐藤浩市)の「俺が計画を立てた」の言葉に端を発し、それまで幸せかと思われた日常は、非日常へと一変する。

「日本はテロに屈することはない」という磯山毅首相(鶴見辰吾)の演説を嘲笑うかのように犯行声明が出される中、刑事の世田志乃夫(西島秀俊)は新人刑事・泉大輝(勝地涼)とともに犯人の行方を追う。

事件に巻き込まれた主婦・山口アイコ(石田ゆり子)は、爆破予告のタレコミをもとに取材に駆けつけたテレビ局の契約社員・来栖公太(井之脇海)に鬼気迫る表情で「私たちは監視されている」と訴えかけ、犯行予告現場に偶然居合わせてしまった会社員・高梨真奈美(広瀬アリス)は、何者かに「私、犯人を知っています」と告白。IT企業家・須永基樹(中村倫也)は犯人を追う世田と格闘の末、「あんたが殺してくれよ」と叫び、登場人物たちの怒涛のせりふがたたみかけられる。

刻一刻と爆破予告のタイムリミットが迫る中、クリスマスに沸き立つ群衆は事件の物珍しさもあって続々と犯行現場である渋谷スクランブル交差点に押し寄せる。事態は混沌を極め、群衆のカウントダウンが響き渡る中、仁の「メリークリスマス」という言葉とともに遂に渋谷が爆破され、東京は一瞬にして静まり返るというシーンが収められている。