映画「サイレント・トーキョー」予告編映像とポスタービジュアルが解禁

延べ1万人のエキストラを動員して撮影

本作の撮影は2019年10月から12月にかけて行われ、撮影期間中のエキストラ動員数は延べ1万人。中でも、渋谷スクランブル交差点をほぼ原寸大で再現したセットでの撮影では一日最大1200人ものエキストラが、全国各地からセットの建設地の栃木・足利に集結した。セットは、渋谷駅の改札や地下鉄の入口に無造作に描かれた落書き、そして道路にへばりついたガムや塗装のはがれなど本物と見違えるほどの再現度を見せた。

2種類のポスタービジュアルが初公開

また、2種類のポスタービジュアルも初公開となった。崩壊した渋谷をとらえたポスターでは、聖夜の東京に暗雲が立ち込め、渋谷を象徴する街頭ビジョンにどこか物悲しい表情の登場人物の表情が映し出されている。そして、そんな中赤いプレゼントが崩壊した街の中にひっそりと置かれている。

一方、東京タワーをはじめ東京の名所が描かれたポスターでは、一見、美しいクリスマスの夜景をバックに登場人物が描かれたビジュアルだが、それぞれの写真のフレームに注目していくと“TOKYO IS OVER”の言葉が浮かび上がる。クリスマスという幸せな日常に連続爆破テロという非日常が忍び寄るさまを、「聖夜に、絶望を。」というコピーとともに表現している。