――第1話の中で役名すらも変わってしまう役どころなので、そういった部分にも戸惑われたのでは?
非常に戸惑いました。ここまでだったらやっていいかな? ここまで振り切っていいのかな?と。今回はお仕事ができない自粛期間があったので、余計なところまで考えてしまったのかもしれません。役の背景を想像し過ぎて、こういうことはするけど、こういうことはしない子だろうなとかって、いろいろ決めつけ過ぎてしまっていたんです。それをやめたら演じやすくなりました。
――どうやって、そこに行き着いたんですか?
映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」で共演させていただいた、長澤まさみさんに「全ての答えは台本に書いてある」と言われたんです。なぜ、そのセリフを言ったのかの理由も台本にあると聞いてからは、無駄な想像はせずに台本と向き合おうと思うようになりました。
――今作で山田涼介さん演じる神崎は人情派で生真面目、田中圭さん演じる黒木は破天荒だけど直感力があります。関水さんはどちらのタイプですか?
直感力はないですし、破天荒でもないので、どちらかというと神崎さんのほうが近いかな? あそこまで生真面目ではないですけど(笑)。好きなタイプは黒木さんです。大人の余裕を感じられるので、そこがかっこいいなと思います。
――現場でのお2人はどんな存在ですか? ちなみに何と呼ばれてますか?
お2人とも、お兄ちゃんみたいな存在です。最初はナギちゃんだったのですが、だんだん距離が縮まり、今はナギと呼ばれています。
――現場ではどんなお話しをされているんですか?
だいたい世間話をしていますね。先日は圭さんの発案で、3人で“オシャレなものしりとり”をしました。でも、3人ともオシャレじゃないのか、全然進まなくて、「つまんないから止めよう」となりました。ちなみに私はズッキーニって言いました(笑)。
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