江口洋介主演のドラマ「天使にリクエストを~人生最後の願い~」(夜9:00-9:50、NHK総合ほか)。9月19日からスタートする同ドラマに向けて江口、出演する上白石萌歌、脚本を手掛けた大森寿美男が鼎談した模様の後編を紹介する。
同作は、探偵とその助手、看護師、そしてスポンサーの老女と出自も育ちも異なる4人が、依頼人の人生「最期の願い」に向き合いながら、それぞれの心の傷を見つめ、新たな未来へと踏み出していく姿を描く。
元マル暴刑事の探偵・島田を演じる江口、島田の助手・亜花里を演じる上白石、大森が自身の“最後の願い”などを語る。
――本作のモチーフになっている「最後の願い」という活動を聞いたときどう思いましたか?
江口:ホスピスから車で最後の願いをかなえに行くというヨーロッパが舞台のドキュメンタリーを観て、それがなかなか沁みる感じでして…。日本でもそういう活動をしている人たちがいるというニュースも見ました。
それから台本を読み直してみると、やりたい事がより明確に立体的にわかりまして。ドキュメンタリーで車いすを押して海まで行く人の姿を見た時に、最後に来たかった場所に来られた人もすごく心が満たされただろうし、寄りそった人もすごく豊かな気持ちになれただろうなと感じたので、これはいいドラマになりそうだと直感しました。でも、自分にとって最後の願いはなんだろうと思うと、考えさせられましたね。
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