――ここ最近はコロナ禍のなか、なかなか自由が効かないと思いますが、コロナ開けにプライベートでやってみたいことはありますか?
まさか世の中がこんな状況になるなんて想像もしていなかったので、やりたいことは後回しにせずに、やりたいときにやっておくべきだなと改めて実感しました。コロナ禍が落ち着いたらやってみたいのは、世界の図書館や本屋さんを巡ること。最近は図書館図鑑を読みながら、いろいろ思いを馳せているところです。特に気になっているのが、ブラジルの王立ポルトガル図書館。4~5年前に知ったのですが、本当に魔法学校の図書館みたいな感じで、壁一面に本が並んでいて、「なんだ、ここは!?」ってすごく憧れています。
――では、お仕事で今後挑戦してみたいことは?
作家さんにお会いしてお話を聞いたり、自分も何かしらの文章を発信したりするお仕事に興味があって。あとは、小さい子に児童書をお薦めするお仕事もしてみたいです。
――絵本の読み聞かせなんて、長濱さんに合っている気がしますが?
本当ですか? うれしい、ぜひやってみたいです(笑)。
――お話を聞いていると、お仕事と趣味がリンクしていますよね。
そうですね。自分が興味あることだけでなく、自分が知らないことや全然違うことにも挑戦して、今はどれも自分なりに精一杯やれたらと思っています。
――ちなみに、普段はどんなジャンルの本を読むのですか?
ジャンルはそんなに偏っていないんですけど、本屋さんで良さそうだなと思う本を手に取ったりと、直感で選ぶことが多いんですよ。あとは、好きな作家さんで追っていくとか。本屋さんに飾られているポップや帯とかも参考にしていますね。
――最近読んで面白かった本は何かありましたか?
最近はエッセイを読むことが多いんですが、朝井リョウさんのエッセイ本「時をかけるゆとり」は朝井リョウさんの人柄が出ていて面白かったです。
――では、映画や音楽などで最近印象に残った作品は?
「家族を想うとき」という映画が印象に残りました。ひとりで観たのですが、結末がなんとも言えずで。とても見応えがあったので、ぜひ観た方と喋りたいです。
取材・文=西廣智一
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