森山直太朗“藤堂先生”と“福島三羽がらす”の絆に涙…「必ず帰って!」祈る声も<エール>

2020/09/25 11:09 配信

ドラマ

「エール」第74回場面写真 (C)NHK


窪田正孝主演、二階堂ふみがヒロインを務める連続テレビ小説「エール」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)の第75回が9月25日に放送され、“福島三羽烏(がらす)”と恩師・藤堂先生(森山直太朗)の精神的な結びつきが印象的に描かれた。物語はいよいよ太平洋戦争へと突入していく。(以下、ネタバレがあります)

「俺のことを思って、書いてみてくれないか」


「出征することになったんだ」と鉄男(中村蒼)に打ち明ける藤堂(森山直太朗)「エール」第74回場面写真 (C)NHK


作曲家・古関裕而氏と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏をモデルに、音楽と共に生きた夫婦の姿を描く本作。第15週「先生のうた」では、福島出身の幼なじみ3人組、古山裕一(窪田)・佐藤久志(山崎育三郎)、そして村野鉄男(中村蒼)からなる“福島三羽烏”の転機が描かれた。

陸軍馬政課から、国民の戦意を高めるために制作する映画の主題歌を作曲してほしい、と依頼を受けた裕一。三羽烏の鉄男が詞を書いたものの、その詞は軍部から「軟弱だ」と何度も突き返された。

自信を失っていた鉄男を変えたのは、恩師・藤堂(森山直太朗)の言葉だった。出征することが決まった藤堂に「俺のことを思って、書いてみてくれないか」「もし、村野と古山が作った曲とともに行けたら、こんなに心強いことはない」と打ち明けられ、鉄男はもう一度原稿用紙に向かった。

第75回では、鉄男が藤堂を思って書いた詞が採用に。裕一が曲をつけ、久志が歌う「暁に祈る」が大ヒットを飛ばすてん末が描かれた。

久志(山崎育三郎)が歌唱し「暁に祈る」が大ヒット!「エール」第75回場面写真 (C)NHK


久志が歌う「暁に祈る」をバックに地元福島から出征していった藤堂。傍らには、涙で見送る妻・昌子(堀内敬子)の姿も…。裕一は、遠く東京の地から「先生、どうかご無事で」とつぶやいた。

関連番組