石川さゆりが、9月27日に放送される大河ドラマ「麒麟がくる」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)、第25回「羽運ぶ蟻(あり)」に向けて見どころや、演じる牧の役作りなどのコメントを寄せた。
同作は、史料がほとんど残っていない20代の明智光秀(長谷川博己)の青春時代から始まり、織田信長、斎藤道三、今川義元、松永久秀、さらに豊臣秀吉や徳川家康といった英雄たちが天下を狙って戦う群雄割拠の時代を描く物語。
石川は、「武士としての心構え」を諭す厳しくも心優しき光秀の母・牧を演じており、第25回では息子の十兵衛と故郷である美濃を旅する場面が描かれる。
石川は「私がポロリと『みんなが馬に乗るシーンがあって格好いいな、馬に乗りたいな』と言ったところ、馬に乗るシーンがありました。馬に乗りたいな、っていうことから、あのようなシーンを作っていただけたとしたら、『皆さん、愛をありがとう!』という気持ちです。十兵衛が馬を引いてくれて私は乗っているだけでしたので、怖くはありませんでした。馬がとてもかわいかったです」と乗馬での撮影シーンを振り返った。
また、ミュージシャンとして数々のヒット曲を出している石川は、大河ドラマへの出演を「私はいつもミュージシャンの方とアンサンブルをしながら音楽を作っていますが、大河ドラマはやはりお芝居、ドラマの世界で、それぞれの役者さんがそれぞれの個性を持った楽器でアンサンブルをしますので、とてもおもしろかったです」と感想を語り、続けて
「歌や音楽とは違い、ドラマは『こんな感じかな』と思いながら台本を読んで、スタジオに入らせていただいても、役者さんとアンサンブルをとったときに、突然違う音程や間合いが出てきたりします。ドラマは台本という軸があり、それが音楽では譜面なのかもしれませんが、やはり役者さんはその方の役を作っていきますし、そのお役の生きざまみたいなものが、また全然違うアプローチで絡んでくるので、とてもおもしろかったですね」と語った。
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