「麒麟がくる」の魅力を石川は「『麒麟がくる』は、今の時代とすごく重なると思います。みんなのやり場のない、『どうなっていくの、日本?』という思いや『みんないつか幸せになりたいんだよ』という思いで、それをどうにか見つけよう、という思い…。あまりにも思いもしないことがいっぱいありますが、でも生きてるってそういうことなんだと改めて感じています」と分析し、続けて
「日曜日に大河ドラマを見て『なんだよ、負けてられないよ!』『そうだな、自分もちゃんと生きていかなきゃ』と、みんながそう思えるような結末があればいいなと思います。高度成長の時もあり、バブルがはじけた時があり、また自然の中に翻弄される日があり、いろんな時を経て今があるわけですから、戦国時代でも人はたくましく立ち上がったんだから、人はそれくらいたくましく、ある部分では愚かで、ある部分では喜びを感じながら、ここまで来たんだ、という気がします」と語った。
また、今後の「麒麟がくる」の見どころを「きっと絶対に麒麟は来ますので、どうぞ楽しみにしていてください。でもいきなりは来ないんですよね。いろんな日があった先に、麒麟がくると思いますので、来るまでの課程、みなさんが作る人間模様、世の動き、そういうものを楽しんで、感じていただきながら、最後まで見届けていただきたいです。私も十兵衛の成長を、母としてちゃんと見守っていきたいと思います」と明かした。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)