堺雅人が主演を務める日曜劇場「半沢直樹」(TBS系)の最終話となる第10話が、9月27日に放送された。大物政治家までも相手にしたクライマックスの戦いに視聴者からは興奮の声が上がり、15分拡大版ながら平均世帯視聴率は前回を大きく上回り今作最高の32.7%を記録。ラスボス・箕部幹事長を演じた柄本明にも称賛の声が上がっている。(以下、ネタバレがあります)
スカッとするラストが待っていた。第9話で「3人まとめて1,000倍返しだ!」と吠えた半沢(堺)。最終話では、紀本(段田安則)や黒崎(片岡愛之助)、さらには箕部の元秘書・笠松(児嶋一哉)、そして大臣の白井亜希子(江口のりこ)らに話を聞く中で中野渡頭取(北大路欣也)の真意を悟っていった。
中野渡は箕部と繋がっていると見せかけ、裏では大和田(香川照之)を使って不正入金先の隠し口座を探っていた。その真実にたどり着いた半沢は、中野渡、大和田、黒崎、笠松、白井らの協力のもと、悪徳弁護士・乃原(筒井道隆)、そして箕部に“1,000倍返し”すべく最後の戦いへと向かった。
乃原と箕部が居並ぶ会見の場に、中野渡頭取の代理として姿を見せた半沢。笠松、白井、瀬名(尾上松也)、黒崎、帝国航空の山久(石黒賢)、大和田のリレーで入手した箕部の隠し口座情報を突きつけ、100億円もの不正入金があったことを証明。詰めかけたマスコミの前で、箕部の悪事を容赦なく追及した。
胸のすく展開に、視聴者からは「スカッとした!」「さすが半沢直樹!!」「今世紀最高のドラマ!!」といった声が上がり、Twitterでは「#半沢直樹」がトレンド世界一になったほか、国内トレンドは“半沢”関連のワードで一色に染まった。
平均世帯視聴率は32.7%。前回第9話の24.6%から8.1ポイントの大幅アップで有終の美を飾った(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)。
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