20歳目前で“色気”増す板垣瑞生、「10代での人との出会いに感謝」<Interview>

2020/10/17 18:00 配信

芸能一般

実力派若手俳優・板垣瑞生。20歳の記念にカレンダーも発売する撮影=玉井美世子

自分は映像作品が本当に好きなんだな


――そして、いよいよ20代に突入しますが、その先の野望はありますか?

僕が出たら面白いと言われる役者になりたいです。スティーブン・キングみたいな人になりたいです。

――スティーブン・キングと言いますと?

スティーブン・キングの映画って、見る前から「面白そう!」と思わせるじゃないですか? もちろん実際面白いですけど。そういう人になりたいです。

――なるほど。そのためにしていることはありますか?

以前よりも映画を見るようになりました。自粛期間中にすごいたくさん映画を見たんですけど、仕事が再開したら、見る時間がなくなってしまって。でも、見なきゃいけないなと思ったので、「GO」(2001年)とか一度見た映画ももう一度見たりしています。

あとMVもよく見ていますね。今回、自分は映像作品が本当に好きなんだなって、もう一度、その好きな気持ちに気付けたんです。なので、今はジャンルを問わず、たくさん見ています。

――そういう行動が次の作品に繋がるのかもしれませんね。4月に放送されたドラマ「FAKE MOTION-卓球の王将-」(日本テレビ・関東ローカル)の新シリーズが発表されています。最後に、新シリーズの見どころをお教えください。

新シーズンは、なぜ卓球をしなきゃならないのかなど、より人物背景に着目した内容になっていると思います。「作品ってこんなに変わるんだ!」という楽しみ方をしていただけたらうれしいです。そこは監督とも話したところです。物語の見え方が今回だいぶ変わると思いますので、前シーズンを見てくださった方も、そうでない方もぜひ新シーズンを見てください!

「FAKE MOTION-卓球の王将-」新ドラマあらすじ


20XX年…高校生同士の優劣を決めるのは、勉強や喧嘩の強さではなく、卓球。かつて東京では、トップの座をめぐり、熾烈な争いが繰り広げられていた…。恵比寿長門学園の勝利によりその戦いに終止符は打たれ、東京は一つになった。

勝敗ランクによる支配から自由を取り戻した東京であったが、世は卓球戦国時代…。八王子勢が何者かに襲撃を受けトップの近藤勇美(森崎ウィン)が潰された。連れ去られる近藤を目の前に、難を逃れた土方歳鬼(板垣瑞生)は大切な仲間を救うため、かつてのライバルと共に立ち上がる決意をする。

取材・文=及川静

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