――初共演となる木村拓哉さんの印象はいかがですか?
福原:小さい頃からテレビでずっと見ていました。すごくエネルギッシュで、真っすぐ前に進んでいく方という印象があり、共演させていただけるのが楽しみでもあり、緊張もしています。所作訓練に来ていただいた際に“風間教官が来た!”という感じで、緊張感がありました。でも、ごあいさつさせて頂いた時にニコッと笑ってくださり、優しい方なんだなと、生徒に対する愛を感じて、“全力でついて行こう!”と思いました。
矢本:テレビでしか見たことがありませんが、プロ意識が高く、自分に妥協を許さない方だと思いますし、訓練でお会いしたときはすごく情熱のある熱い方という印象でした。所作訓練に木村さんに来ていただいたんですが、僕は木村さんに気付くまでが他の生徒より遅くて…。自分の練習の反省点を頭で振り返っていたときに、ふと見たら“知らない人いるな。刑事の服ってことは…”と思って、生徒全員の顔を見渡した瞬間に、全員の緊張感を察して、“木村さんだ!”と気付きました(笑)。
杉野:先日、所作訓練で初めてお会いして、“こんなにかっこいい人いるんだ”という印象で、すごく輝いていました。僕、オーラに敏感なんです(笑)。
眞栄田:まさにスター。風間教官を演じられている木村さんは特にすごく好きなので楽しみです。近くでいろいろと見させていただきたいですし、盗めるものはしっかり盗んでいきたいです。
岡崎:私にとって、生まれた頃からのスターなので、ご一緒できるというのが本当に光栄です。木村さんと共演できる貴重な機会だと思いますので、学べるところはしっかり学んで、身のあるものにしたいと思います。また、所作訓練に見学に来ていただいたことがあって、その時は本当に気が引き締まりました。入ってこられたときから風間教官でした。視界に捉えると緊張するので、あえて見ないようにしていたんですが、真正面に来られて、“どうしよう!”と気持ちが揺らいでしまいました。
戸塚:国民的スターじゃないですか! 妥協しない方というのを、すごく感じるので、生徒の訓練にもいらっしゃって、訓練が終わるまで1日ずっと見てくださったりするのは、僕らにプレッシャーを与えるためにあえてやってらっしゃることだと思っています。そういう僕らに対しても自分に対しても、プロフェッショナルとして役作りに専念する姿や姿勢をちゃんと見せてくださるのは作品に対しての自信すら感じますし、役を演じる上でとても大切なことを教えてくれている気がします。木村さんの持つ圧倒的な存在感にのまれないように怒られる覚悟でぶつかっていきたいと思っています。
高月:初めてお目にかかったのは所作訓練なのですが、私が知っているキラキラしていてまぶしい木村拓哉さんではなくて。その日は風間教官として、全てを見透かしているような真っすぐな目で、一つも笑顔を見せず、現場もピリッとしていました。まだ訓練段階である未完成の私たちに対して“これからの成長を期待しています”という希望を持てる言葉をいただき、真矢として私も立ち向かっていこうと決めた瞬間でもありました。
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