芝居合戦が予想される今作の中で、彼女が楽しみにしているシーンは…。
「全国の菜々緒さんファンの皆さまお待たせいたしました! というぐらい、私も楽しみにしているのが菜々緒さん演じる不二子のスパルタシーンです(笑)。全国のストレスをためている女性陣は特に楽しみにしてください。不二子が全て代弁してくれますので! 菜々緒さんは絶対に振り切ったお芝居をされると思うので、私も現場でモニターに張り付いて見てしまうと思います(笑)」
痛快な物語であると同時に、裁く側の人間たちの心理描写が巧みな点も今作の大きな見どころだ。
「中園さんの脚本の魅力は、“いるいる!”という人に“あるある!”という制裁を加える気持ち良さだと思います。それが今回もギッシリ詰まっている上に、『七人の秘書』では登場人物一人一人がとても生々しいんです。みんな完璧じゃないところを完璧でいようと心掛けて秘書を務めているので、微妙な心の揺れ動きがより強く出ている。そこがこの作品の大きな魅力なのかなと思います」
取材・文=及川静
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