花江夏樹、役者同士の“化学反応”を実感「一人が本気を出したならそれを上回る勢いで演技してやろうと」

2020/10/12 05:30 配信

映画

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』トークイベントより


花江は「予告編が音楽も映像も全て素晴らしくて、早く劇場で見たいと思える内容なんですけど、予告編では伝わり切れてない魅力がすごくあります。とにかく見ていただきたいですね」と新作の公開が待ち遠しい気持ちを伝え、「いいアフレコだったと思います。役者同士の化学反応というか、一人が本気を出したならそれを上回る勢いで演技してやろう、叫んでやろうという気合が皆さんにあって、それがぶつかり合ってできたものが『無限列車編』です」とそれぞれいい刺激を与え合ったと語った。

これに松岡も同意し「もうこれで声優生命が終わってもいいと思ったね」と言い切り、下野も「(TVシリーズは)魂を込めて、命を削っての勢いでやってましたが、劇場版はさらにでした」と、やり切った感があるという。

鬼頭も劇場版のアフレコについて、「アフレコ自体も皆さんとやるのが久しぶりだったので、それがうれしかったです。始まるまでは『久しぶりだなぁ』って感じだったんですけど、始まったらみんなすぐに炭治郎、禰豆子、善逸、伊之助が降りてきて、いつもの感じに戻れたのもうれしかった」と話すと、花江は「若干緊張したよね。久しぶりに『水の呼吸!』って言えるかな?とか(笑)。でも、体に染み込んでましたね」と振り返った。

主題歌アーティスト・LiSA


TVアニメシリーズで主題歌「紅蓮華」を歌ったLiSA。劇場版では「炎(ほむら)」(作詞・LiSA、作曲・梶浦由記)という主題歌を書き下ろした。

「私自身、無限列車編が原作の中でもすごく好きなお話だったので、私も梶浦さんもみんなですごく気合が入った状態で書かせていただきました。劇場版をすごく楽しみにしてくださってる皆さんが、劇場で作品を堪能していただいたものをそのまんま浸りながらおうちに帰れるような、ある意味、作品を引きずってしまうような言葉遣いだったり、直接伝えられる分かりやすい言葉遣いを含めて、作品に寄り添いながら作詞させていただきました」と、LiSAが歌詞の制作エピソードを披露した。