上白石萌音、トロールズ ミュージック★パワー」舞台挨拶でラップに挑戦 仲里依紗はアフレコエピソードを披露  

2020/10/03 19:39 配信

音楽

ミュージカルアニメ映画「トロールズ ミュージック★パワー」の公開記念舞台挨拶に、日本語吹き替えを演じた上白石萌音やウエンツ瑛士、仲里依紗、木村昴らが登壇したA UNIVERSAL PICTURE(C)2020 DREAMWORKS ANIMATION LLC.ALL RIGHTS RESERVED.

上白石萌音が主人公の日本語吹き替えを演じるミュージカルアニメ映画「トロールズ」の第2弾「トロールズ ミュージック★パワー」が10月2日より全国公開。翌日3日に上白石のほか、ウエンツ瑛士仲里依紗木村昴らが舞台挨拶に登壇した。

冒頭、上白石は「完成披露の舞台挨拶は無観客で行われましたが、このご時世ですし、お客さんの顔を見て挨拶をするのが久々で、またこういう感情になれてすごくうれしいです」と挨拶。

続いて、ウエンツは「皆さんと直接お会いできる機会ができて、こんなにうれしいことはないです。皆さんは(コロナ対策で)今も声を出せない状況ですけど、眼力が伝わってきます。こんなに眼力の強いお客さんは初めてです」と感謝の言葉を。

また、仲は「スクリーンはカラフルで朝から目がピカピカして、テンションが高くて、1日元気に過ごせると思います。皆さんと楽しい時間を過ごしたいです」と言い、木村は「なかなか皆さんとお会いする機会がなかったので、うれしい気持ちでいっぱいです。午前中ではありますが、今日はハイテンション、バイブスぶち上げ満タンでいきます!」と元気いっぱいに語った。

それぞれの役どころで難しかった点を尋ねられると、上白石は「基本的にポピーはすごくテンションが高くて、普段の自分とのテンションとのギャップがあったので、そこを超えていくのが大変でした。それから、歌の中でフェイクに初めて挑戦したんですが、想像以上に難しかったです。木村さんのようにテンションの高い外国人のボイストレーニングの先生が(笑)、レコーディングの日も立ち会ってくださって『イケイケ萌音、ゴーゴー!』と応援してくださり、なんとかレコーディングができました」と聞かせた。

ウエンツは「歌もチャレンジでしたが、ブランチのように自分の好きな相手を思っているからこその気持ちを伝えるのって難しい。『もう少しこうしたほうがいいよ』って言って、何か思われたら嫌だし、嫌われたくないし、難しいじゃないですか。自分が伝えたいことと同じ思いを、相手に受け取ってもらう難しさや大切さを、ブランチを通じて勉強させていただきました」と明かした。

仲は「やっぱり歌ですね。私はカラオケもあまり行かないし、行ったとしても聞く専門なんです。自分から歌うことはあまりないんですけど、バーブは私も大好きなロックのキャラクターだったので頑張りました」と回答。

すると、上白石が「(仲の歌は)最高でした、本当に最高だったんです!」と絶賛。仲は「萌音ちゃん、すごい褒めてくれるんですよ!」と照れながら「仲里依紗として歌うのは恥ずかしいですけど、バーブになりきっていたので、歌えました。アフレコの時もロックTシャツを着ていって、たたずまいをバーブに寄せていきました(笑)」とエピソードを聞かせた。

木村は「これまでに演じた中でも、パパの髪からポンっと産まれるキャラクターはなかなかないので。僕自身もキューティクルを多めに、トリートメントは欠かさず行いましたね」と言って会場の笑いを誘いつつも「こういう映画はリアリティというよりも想像力がかき立てられるファンタジーなので、私生活のときの感情よりも何倍も表現豊かにやったほうがいいのかなと、ご機嫌に楽しく、いつもの10倍ぐらいのテンションで挑みました」とまじめな表情で語った。